イラン攻撃見送りで反発、それでも残る三つの不安
おはようございます。昨夜の米国株は反発しました。トランプ大統領が中間選挙前にはイランを攻撃しないと述べたことで、中東での拡大への懸念が和らぎ、原油が下がりました。ナスダックとS&P500は、最高値が続いた一週間を上昇で終える流れでした。
AI関連株も一息つきました。前日にはオープンAIの年換算売上高が500億ドルと市場の期待を下回ったとの報道で半導体株が大きく揺れましたが、売上の計算方法の違いが原因との説明に加え、年末には700億ドル超が見込めるとの見方も出て、売りは落ち着きました。
とはいえ安心するのはまだ早いです。まず政府の家計です。今年の米財政赤字は2兆ドル近くに達し、国債の利払い費は国防費を上回りました。企業の借り入れ市場でも、ハイイールド債の上乗せ金利は4月以来の広さになっています。家計も苦しく、FRBの調査では債務の返済が遅れている世帯の割合が2010年以来の高さになりました。
これらは来週の試験にかけられます。大手銀行の第3四半期決算が始まり、物価指標も発表されます。期待が高いだけに、決算が失望させない限りは大丈夫、という慎重な声が強まっています。
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